診療理念
当院では「一人一人の価値観に合わせた歯科医療の提供」を治療の指針としています。
歯科医師の立場から推奨する治療と、患者さんが希望する治療には齟齬が生じることがしばしばあります。
諸検査結果や専門的な見地、EBM(科学的な根拠)に基づき、一人一人の諸事情を鑑みその中でベストと思われる治療計画を提案します。
院長紹介 Greeting
はじめまして。
歯科医師になって思うことは、歯の状態が悪くなって初めて来院される患者さんが多いということです。当然来院されないことには虫歯を初めとした諸歯科疾患は発見できず、発見が遅れると治療に要する時間も回数も多くなってしまい予後も悪くなりがちです。
そのため、治療が必要な段階の歯は早期治療、最小限の侵襲を考えて治療をしております。
また、そもそも虫歯になりにくい様な生活習慣、歯周病を進行させないようなブラッシング、メインテナンスの提案に取り組んでいます。
経歴
青森県弘前市出身
日本歯科大学生命歯学部卒業
弘前大学医学部附属病院歯科口腔外科研修終了
弘前大学医学部附属病院歯科口腔外科 医員
青森労災病院歯科口腔外科
弘前市内開業医勤務
所属学会・スタディグループ
日本口腔外科学会
日本口腔インプラント学会
日本審美歯科学会
青森インプラント研究会
歯科外来診療感染対策認定医院
当院は厚生労働省が定める歯科外来診療感染対策に認定された医院です。
歯科外来診療感染対策とは厚労省が定めた安全基準であり、
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安全対策に対するセミナーを受講
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歯科衛生士が勤務している
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救命救急の器具や薬剤が常備されている
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緊急時に対応できるよう他の病院と連携できる
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タービン等口腔内で使用する器具を患者さんごとに交換、滅菌を徹底している
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飛沫拡散防止の口腔外バキュームを設置している
等の基準があり、現在取得率は全国の歯科医院でも4割ほどとなっております。
口腔管理体制強化認定診療所
当院は厚生労働省が定める「口腔管理体制強化(口管強)」に認定されている医院です。
口管強認定医院では虫歯の予防や歯周病の予防について保険適用が拡大されます。
「口管強」の3つの特徴
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虫歯の予防のためのフッ素塗布が本来3ヶ月に1回しか保険診療でできないのに対し、毎月保険診療でできる
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歯周病のメンテナンスが本来3ヶ月に1回しか保険診療でできないのに対し、毎月保険診療でできる
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在宅・訪問診療での口腔ケア・管理ができる
「口管強」の取得により虫歯の発症や歯周病の重症化を未然に防ぎやすくなりました。「口管強」を取得している歯科医院は全国でも約19%(2024年1月現在)と少なく厚労省の厳しい基準をクリアする必要があります
院内紹介
受付
当院の受付は自動精算機で行っております。
再来の方は診察券に貼ってあるQRコードまたは当院公式LINEのQRコードより自動で受付できます。
初診の方は受付スタッフまで申し付けください。
自費診療・保険診療共にキャッシュレス決済対応となっております。
多目的トイレ
オムツ交換台付なので小さなお子様連れの方も安心してご来院ください。
また、多目的トイレとは別に男子トイレも設置しております。
待合室
待合室は一人一人座れる椅子を用意しています。
診察までリラックスしてお待ちください。
モニターに受付番号が表示されたら、表示された診察室までお入りください。
カウセリングルーム
個室空間で問診票、検査結果を元にカウセリングします。
お悩み・ご相談があれば気軽にお申し付けください。
診療室
診療室はプライバシーに配慮し全室個室となっております。
診療ユニット(治療の椅子)から出る水も通常は水道水ですが、衛生面にこだわりユニット内で使用する水を洗浄する機能を備えています。
また、歯を削るときなど目に見えない飛沫が飛びますが、口腔外バキュームを設置し吸引するので清潔な診療空間を保ちます。
精密治療
可能な限り精密な治療を心がけています。そのため裸眼による診療ではなく10倍の拡大鏡を用いて診療を行っています。
どんなに視力が良い人間でも見える大きさには限界があります。歯は大きな歯でも表面の面積が1㎠強であり、削る量の単位はミリや0コンマ以下の世界です。
視野を拡大することで裸眼では見えなかった物まで見えるようになり結果的に最小限の侵襲で治療を終えるよう心がけています。
また、当院では衛生士も同じ視点で口腔内を見てもらうために拡大鏡によるメインテナンスを行っています。裸眼では見逃してしまうような歯石等見逃さないよう心がけています。
明瞭な説明と術中記録
歯科治療を受けた時に自分が何をされていて途中経過が分からず仕上がりがどうなったかもよく分からない。という経験はないでしょうか。
当院では患者さんへの説明のために術前、術中、術後の写真を撮るようにしています。
そのためペン型の口腔内カメラを用いています。
衛生管理
2010年代初頭に歯科医院で用いられている歯を削る機械の多くが患者間で使い回されているとメディアで報じられました。
それ以降その様な歯科医院は少なくなったものの2017年の厚労省の調査では未だに48%の歯科医院で歯を削る機械を使い回ししていることが分かりました。
当院では歯を削る機械はもちろん使用器具は個別に滅菌パックし安心の歯科医療の提供に努めています。